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いつかロロサエの森で

%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%A8.jpg 日本の四国ほどの面積の東ティモール、現地のテトゥン語でティモール・ロロサエと言います。ロロサエとは日の昇る場所という意味。極東の島国である日本もまた同じように日いづる国と呼んでいます。日本と東ティモールは縁深く太平洋戦争時は3年半にわたり日本軍が侵略しました。ポルトガルの植民地であり続けていたわけですが、1975年インドネシアの軍事侵攻が始まり以来1999年に独立するまでの長きに渡り紛争が続きます、その間、国連総会による東ティモールの独立権利の尊重とインドネシア軍の即時撤回を求めた決議で反対票を投じた先進国は日本だけでした、またインドネシア・スハルト政権にODAにより最もお金を援助した国は日本でした。1999年東ティモールで行われた独立の為の国民投票のあと、インドネシア派の東ティモール民兵により東ティモールは地獄と化しました。日本という国がなにをしてきたのか考えさせられるものがあります。現在東ティモールで外貨を得る唯一の商品はコーヒーの輸出です。フェアトレード商品ですが、フェアトレードだからではなく高品質のおいしいコーヒーだから購入し、そのために情報を共有してより良いものにしていく、結果品質の高いコーヒーだから継続的な収入がはいり自立して行く事ができるのだと信じています。