ブラジルカッピング
ブラジル農園視察に行き、この目で見て来たコーヒー豆のプレシップサンプルが届きました。LCFのメンバーとカッピング。今年のブラジルの豆をどうするか皆真剣なカッピング評価を行いました。今回のカッピングは2農園だけで近々他の農園もカッピングしますが、すばらしい香味のものがありました。11月〜12月に入港しますのでお楽しみに。
ブラジル農園視察に行き、この目で見て来たコーヒー豆のプレシップサンプルが届きました。LCFのメンバーとカッピング。今年のブラジルの豆をどうするか皆真剣なカッピング評価を行いました。今回のカッピングは2農園だけで近々他の農園もカッピングしますが、すばらしい香味のものがありました。11月〜12月に入港しますのでお楽しみに。
ブラジル名物シェラスコです。本当においしい肉でした。また食べたい。
サンパウロにある今一番評判のカフェ、オクタービオに来ました。広い店内では様々なコーヒーメニューが楽しめる他コーヒーに特化したすばらしいカフェでした。お金のかけ方もはんぱではなく、イスは全部ヤコブセンの革張りのチェアでした。トイレの前には不思議なディスプレーがありブラジルコーヒーについてのビデオが流れています。日本では見た事がないカフェでした。
カルモ農園に隣接するセルトン農園も見学しました。こちらの精製所でカルモ農園のコーヒー豆も精製されています。カルモ農園はナチュラル精製からパルプドナチュラル精製に切り替わってからカップオブエクセレンスの常連となりました、それほど精製方法はコーヒーの香味を左右するということです。ここでブラジルの視察は全て終了し、これからマイクロバスでサンパウロへと長い道のりを走ります。
カルモ農園は高原というより山間部にあり急斜面にコーヒーの木が等高線に沿って植えられています。とても美しい眺めでした。コーヒーの木は海抜1300mの場所まで植えてありその辺りが標高では限界だそうです。また気候も朝晩は今ブラジルが冬とはいえ他の産地に比べとても冷えます。高地で寒暖の差がある所ではコーヒーの香味は良くなるのが一般的です、ボディ感やしっかりとした酸味、深炒りしても味のあるコーヒーはそんな場所で育つことが多いように思います。気候や土壌、品種が最も大きな香味の要素になると改めて実感しました。
カルモ農園から10kmほど離れた山のふもとサン・ローレンソで夕食をとり宿泊。サン・ローレンソは天然の炭酸水や鉄分の多いミネラルウォーターが湧き出る所として有名な観光地です。ヨーロッパの様な石畳の街並。
スルデミナスを離れカルモデミナスへ向かい夕方到着、最後の訪問地です。到着後すぐにCARMO COFFEE社でカッピング。カルモ農園の香味は他のブラジルコーヒーとは全く違うものです。しっかりとした明るい酸に特徴があり、ここ数年カップオブエクセレンスの入賞常連農園となっています。今後ここの農園も扱っていきたいと考えています。
サンアントニオ地区のサンパウロ農園の収穫風景、広大な農園内を手摘みで収穫していきます。
スルデミナスのサント・アントニオ・ド・アンパロに到着し一夜が明け朝からSAN COFFEEを訪問、ここはサント・アントニオ地区の生産者が出資して作った会社で精製・ブレンド・輸出を行っています。早速朝からカッピング。予想よりブラジルの甘みを感じさせる優れた香味のものがありました。
セラード地区を離れスルデミナスへと向かいます。約450km、マイクロバスに揺られ7時間の道のりです。永遠と続く野原を眺めてだんだん日も暮れてきました。今日は夜到着後SAN COFFEEとサンパウロ農園の方達と食事会、明日からまた産地巡りです。