ドミニカ・ペペ農園
カリブ海のイスパニョール島の東側がドミニカ、西側がハイチです。アフリカ・エチオピア原産のコーヒーの木はフランスによりカリブ海のマルティニーク島に持ちこまれ、ジャマイカ、キューバ、ハイチ、ドミニカ等のカリブ海の島々に伝播し、そして中南米へとさらに広がっていきます。歴史的にコーヒー在来種伝播の重要な産地でしたが、植民地時代がおわり、政治経済的な問題に加え度重なるハリケーンなどの天候被害により今はあまりコーヒー産地として発展していません。昔から良く知るコーヒー関係者の話に聞くとカリブ海のコーヒーはとてもソフトで柔らかく、良いものはベルベッットの様なスムーズな口当たりということです、昔のブルマンなどがそのような特徴です。今回初めてドミニカのコーヒーを扱いましたが、驚くくらい良いコーヒーでした、カツーラ種ですがとてもマイルド、口当たりが良く甘い酸がありコクもありおいしいです、これは当たりでした。ぜひお試しください。