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マッスル・ショールズ

R0014433.jpg アメリカ、アラバマの小さな町マッスルショールズ。そこにはフェイムスタジオとフェイムから独立したマッスルショールズ・サウンド・スタジオがあり、この2つのスタジオから生みだされたソウルミュージック・R&B・ロックの珠玉の数々は錬金術、魔法のようと言われるほどでした、歌う川と言われるテネシー川のほとりにあるスタジオで、音楽と土地が一体であることがわかります。あのアレサフランクリンもコロンビアレコード時代は才能がありながら芽が出ずにいましたがマッスルショールズと出会いまさにあのアレサフランクリンになったと言えます。スタジオミュージシャンは当時黒人と思われていましたが、行くと皆白人で驚いたと言います、60年代公民権運動がさんになるこの時代アラバマでも町では人種差別があったわけですが、スタジオでは全く人種の違いもなく素晴らしい音楽が作られていきます、人種を超え混ざり合い解け合い生まれて行った音楽に自分も若いころ影響を受けました。この映画の最後にフェイムスタジオ創設者リック・ホールの言葉が胸に残ります。なぜマッスルショールズがソウルミュージックの聖地とまでいわれることになったのか、ぜひ機会があれば観て下さい。
黄金のメロディ・マッスルショールズ