コーヒーの花
コーヒーの花は写真のような白い花が咲きます。ジャスミンのような良い香り。
コーヒーの花は写真のような白い花が咲きます。ジャスミンのような良い香り。
コーヒーの実から取り出されたパーチメント(薄皮付きの豆)は乾燥後、ディリにある脱穀所に持ち込まれ写真の機械で薄皮を取り除きグリーンビーンズ(生豆)となり麻袋に詰められ保管されコンテナに積み日本(横浜)に向けて輸出されます。去年はパーチメント乾燥時期に雨が多く降ったため乾燥の工程があまりうまく行ず香味に影響が出ました。今年のクロップは開花時期にとても雨が多く降ったため収穫量が激減してます。9月にはニュークロップが入港予定ですのでお楽しみに。
コーヒーの実からコーヒーの豆を取り出し乾燥させる工程、この精製方法によりコーヒーの香味は全く変わったものになります、ワインが同じぶどうでも作り方で全く違う味になるように。東ティモール・レテフォホのタタマイラウ生産者組合では我々のグループとPWJ(ピースウィンズジャパン)の指導により品質向上を続けてきており精製は水洗式ウォッシュトとなります。各エリアにある手回しの皮むき機で実からパーチメント(薄皮付きのコーヒーの豆)にして行きます。これも全て手作業となります。
赤く熟した実を手摘みし、さらに真っ赤に熟したコーヒーの実を選別します。
全て地道な手作業となります。果物と同様コーヒーも熟した実が美味しい訳です。
森の中にあるコーヒーの木はシェイドツリーとともに植えられています、ポルトガルにより持ち込まれたコーヒーの木がそのまま残っているので幹の太い古木が多くカットバックされていないので背の高い木が多くあります、品種は在来種ティピカらしいのですがカチモールも混在しているかもしれません。農薬や化学肥料は全く使われていない完全なオーガニックコーヒーです。農園で子供たちと写真をとりました。
東ティモール・レテフォホ村のコーヒー生産者、タタマイラウ生産者組合は18エリアからなります。タタマイラウは山という意味。その1エリア・ハトレテベイへ到着。女の子達がタイス(東ティモールの伝統的織物)を腰に巻き打楽器に合わせた踊りで出迎えてもらいました。タタマイラウの標高は約1400〜1500m。森の中にコーヒーの木が植わっています。
成田からバリに着き翌朝デンパサール空港からディリへと出発、搭乗ゲートへ行くと乗る予定の飛行機のエンジンから黒煙がでているではありませんか、1日待たされたあげくに整備不良のため欠航となり航空会社の用意したホテルに1泊し翌日何とか飛行機がとびディリに到着しました。到着した時は乗客みんなの拍手がわきおこる。空港から車で約3時間山道を登って夜の11時にレテフォホ村に到着、夜空を見上げると満点の星空が。レテフォホとはTop Of The Mountain(山頂)という意味。朝は雲海が見えます。
道中トラブルもありましたが昨日東ティモールから無事帰国しました。
東ティモールへはバリ島でトランジット、バリに夜到着、一泊してディリへと向かいます。
写真はバリ島kutaビーチきれいな景色でした。